マンションの購入 いつから動きはじめるか
不動産の購入はほとんどの人にとって人生の中でそう何度もあるものではありません。よく見極めて、家族でよく話し合って決めたいと思っているでしょう。では不動産の購入はいつから動きはじめるとよいのでしょうか。たとえば4月から新生活をはじめたい場合はどうでしょうか。
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不動産を手に入れるまでは時間がかかる
不動産の購入、そして引き渡しをうけるまでには時間がかかります。仮に良い物件が見つかり購入の申し込みをしたとします。うまくいったとして契約まで2週間、それから決済、引渡しまでにさらに一カ月、二か月近くかかります。
そしてそれから引越などと考えていくと三か月くらい見ておく方がよいでしょう。引き渡しをうけてすぐに住めるリフォーム済の中古マンションでも遅くても1月には決定したいものです。ということは秋ぐらいから物件のリサーチを開始する必要があります。
人気物件の場合、すぐに動く必要がある
ただ難しいのは不動産にはいろいろなパターンがあるということです。たとえば駅近の中古マンションは人気が高く、販売と同時にすぐに申し込みが入ることが多いようです。そもそも公開される前にもう不動産会社にお願いしている人が買主になる場合があります。ですから駅近のマンションなどを購入したい場合、前もって不動産会社に相談することをお勧めします。その場合は自分のスケジュールよりも早い時期にマンションを購入することになります。予算に余裕のある人向けです。
購入後、リフォームするなら早い目に
マンションの購入後、リフォームして住みたい場合は、当然のことながら時間に余裕が必要です。とくに自分好みの間取、デザインにこだわる場合はリフォーム会社との打ち合わせにも時間がとられます。ですから夏が終わるころには動き出す必要があるかもしれません。最近は不動産会社にもリフォーム部門があったり、逆に工務店に不動産部門があるといった会社がたくさんあります。窓口が一つならばマンションの購入とリフォームの打ち合わせがスムーズにいきます。
自分はどんな物件がほしいか、しっかりと整理する
マンション選びはこれが一番おすすめというものはありません。しかし一人一人にとってはそれぞれのマンション選びの正解があります。駅から離れていても比較的安く買いたい、また自然が豊かな場所がいいといった望みがあるならば、郊外のマンションもその人にとっては大正解です。ですから自分はどんなマンションにどんな所にすみたいかはじめに整理する必要があります。それがわかっているといつからマンションをさがしはじめるかおのずと決まってきます。みなさんが素敵な物件に出会えるといいですね。