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リノベーションでRC(鉄筋コンクリート造)のデメリットを改善する

マンションはRC(鉄筋コンクリート造)の構造が主流です。大きな建物は鉄筋コンクリートだと多くの方は思っていますが、かねがねそのとおりです。でもRCにも問題があります。リノベーションでその問題をどう解決できるでしょうか。

目次

RCのたくさんのメリット

多くのマンションで用いられているRC構造(鉄筋コンクリート造)にはたくさんのメリットがあります。まずは耐火性。建物の主要な柱が当然鉄筋コンクリート造で表面がコンクリートなので耐火性が抜群です。木造に比べればもちろんのこと、鉄骨がコンクリートで覆われていない中規模の建物に用いられる鉄骨造よりも高い耐火性を誇ります。また頑丈な造りなので耐震性に優れます。そして耐久性。鉄筋コンクリートの建物はきちんとメンテナンスをすると100年はもつと言われています。

RC のデメリット

たくさんの鉄筋をまた大量のコンクリートで覆うわけですのでコストがかかります。しかしマンションの場合は集合住宅ですので今回はデメリットに含めません。あえていうデメリットは結露しやすいということです。鉄筋コンクリートは気密性があり部屋の中を暖めるとその空気は逃げにくく、一般的には暖房、冷房の電気代などを抑えることができます。しかし冬、いったんコンクリートが冷えてしまうとなかなか元に戻りません。ですから部屋の中の暖かい空気が冷たい壁に触れるとそれが結露となりさらにカビが生えてきます。多くの中古マンションは販売前にクロスなどを交換して見栄えをよくしますが壁際、特に部屋の隅にはカビが生えていまいやすいという弱点を抱えています。ちょっといやですよね。

解決方法

ですのでもし中古マンションの購入を考えているならば部屋をリノベーションし断熱材を入れることを検討するのはどうでしょうか。とくにコンクリートの壁にじかにクロスを張っているところなどは冬すぐに結露してしまいます。なかなか断熱材を入れるチャンスは少ないので、マンションを購入し、そして入居前にリノベーションを施し部屋の雰囲気だけでなく結露対策も行うとこれからの長い年月、気持ちよく過ごすことができるのではないでしょうか。購入前のマンションの内見時にクロスの様子などを確認したり、また売主の方に尋ねてみるのはどうでしょうか。誠実な売主の方でしたら状況を詳しく教えてくださいますし、そのような方からマンションを購入する方が長い目で見るとよいでしょう。中古マンションはもちろん古いですがマンションの良い点も悪い点も明らかになっています。リノベーションも検討しマンションの短所を長所に変えてこれからの暮らしを豊かにしていきましょう。

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